configコマンドは、SSI
に関係する設定(configuration
)を行います。このコマンドは Webページのあちこちに出てくるようなものではありませんが、Webページでの SSI
コマンドの見え方を変更するのに非常に役立つコマンドです。
SSI
コマンドがうまく動かないときのエラーメッセージSSI
の errorコマンドが出力する標準のメッセージや、flastmodコマンド などが出力する日付の形式や、fsizeコマンド が出力するファイルサイズの書式を変更することができます。引数名 | 引数値 |
errmsg | 任意のASCII文字のテキスト(日本語は使えない) |
sizefmt | bytes または abbrev |
timefmt | 別表に掲げる日付コードのうちのどれか |
SSI
の flastmodコマンド は、最後にファイルが更新された日付を出力します。SSI
コマンドを使うときは、configを使って、丁寧なメッセージを返すということも役立つ用途です。CGI
プログラムが、登録されたユーザだけが使えるようになっていたとします。そこに、誰か知らない人がその CGIプログラムにアクセスした場合、
"an error occurred while processing this directive"
(この命令の処理中にエラーが発生しました)
<!--#config errmsg="何かしらのメッセージ" -->
コード | 意味 |
%a | 曜日を省略形で埋め込む。 (Sun, Mon, …) |
%A | 曜日をフルスペルで埋め込む。 (Sunday, Monday, …) |
%b | 月名を省略形で埋め込む。 (Jan, Feb, …) |
%B | 月名をフルスペルで埋め込む。 (January, February, …) |
%c | 現在のローケル(使用言語指定)にかなった形式で日時を埋め込む。 |
%d | 日を数字で表わす。 (1〜31) |
%m | 月を数字で表わす。 (1〜12) |
%U | その年の第何週かを数字で表わす。 (年の最初の日曜が第1週) |
%W | その年の第何週かを数字で表わす。 (年の最初の月曜が第1週) |
%w | 曜日を数字で表わす。 (日曜が 0 になる) |
%x | 現在のローケル(使用言語指定)にかなった形式で日のみを埋め込む。 |
%y | 年を最初の2桁を除いた西暦で表わす。 (00〜99) |
%Y | 年を4桁の西暦で表わす。 |
%H | 時間を24時間形式で表わす。 (00〜24) |
%I | 時間を12時間形式で表わす。 (01〜12) |
%j | その年の第何日目かを数字で表わす。 (001〜366) |
%M | 分を数字で表わす。 (00〜59) |
%p | 現在のローケルに叶った形式で午前か午後を埋め込む。 |
%S | 秒を数字で表わす。 (00〜59) |
%X | 現在のローケルに叶った形式で時刻のみを埋め込む。 |
%Z | 時間帯の名前。(JST -- 日本標準時、GMT -- グリニッジ標準時など) |
<!--#config timefmt="%a, %b %d, %Y" -->