HTML 4.01//EN"> SSIコマンド形式/SSI入門

SSIコマンド形式

SSIコマンドは単純ですが、SSIコマンドを組み立てる際の構文は注意するようにしてください。サーバはファイルを先頭から順に読んで、うまく SSIコマンドを認識しなければならないので、SSIコマンドは構文どおりに書かなければいけないのです。
正確でないと、サーバは通常の HTMLコードと、SSIコマンドを分離することができません。
SSIコマンドの書き方
SSIコマンドの構文は、通常の HTMLの構文の一部を使用しています。具体的には、SSIコマンドは、HTMLのコメントを拡張した構文になっています。
これは単なる偶然の誤りでなく、こうすることで SSIを含む HTML文書を他のサーバに設置した場合、そのサーバがSSIをサポートしていなくても、SSIコマンドはコメントであると判断され、無視されることで安全に運用することができます。
具体的な SSIコマンドの書式は以下のとおりです。
 <!--#コマンド名 引数名="引数値" -->
このように。<!-- と、--> の間で SSIコマンドを記述します。サーバが SSI機能を有していれば、この書式を解釈して、結果をユーザに返すことができるのです。
SSIコマンドを組み立てるときは、以下の規則に従うことで、大きな問題に出くわさずに処理することができます。
SSIを利用する上で守らなければならない規則は以上の5つです。そしてこのルールに従った SSIコマンドは、以下の表のとおりです。各コマンドは、それぞれ異なる種類の引数値を取ります。
SSIコマンド
コマンド説明
config 時期、サイズ、エラーメッセージのフォーマットを設定する。
echo Webページに SSI変数の値を差し込む。
exec システムコマンドや CGIプログラムを実行し、その出力を Webページに差し込む。
fsize ファイルのサイズを Webページに差し込む。
flastmod ファイルの最終更新日付を Webページに差し込む。
include ファイルの内容を Webページに差し込む。
SSIコマンドは、大文字と小文字を厳格に区別します。SSIコマンドを記述する際には、何もかも小文字で記述するように心がけてください。
ここで掲げた SSIコマンドは、次節より詳しく解説します。


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